
女性が性被害に遭ったという事はよく耳にしますが、
男性が性被害に遭ったという事は聞きますか?
実はあるみたいなんです。私も最近まで知りませんでした。
今回はある男性の性被害の中でも、小児性愛を取り上げて、
コメントしていきます。
まずは先日ツイッターでシェアした記事です。
https://www.nhk.or.jp/gendai/comment/0006/topic031.html
クローズアップ現代の記事でまとめられたものですね。
内容は、被害男性が痴漢に遭った後、再び同じ人物を見つけ、つけていたところ気付かれ、
そのまま自宅に引き込まれレイプされたという悲惨な事件。
その後被害男性は、この事をチクったらお前も同罪とされ口止めまでされた模様。
その後被害男性は誰にも言えないまま歳を重ね、自責の念に駆られていったそう。
本当に可哀想な話です。
どんなに育ちが良くても、どんなに今の環境が良くても、打ち明けられない悩みを抱えて
育ったら、思うように人を愛すことができなくなってしまうかもしれません。
小さい男の子に対して、「もしも変な男の人に触られたら」、なんて教育を、
親や学校はするのでしょうか。
これからの時代、教育の見直しは、こういう所にも目を向ける必要がありますね。
ただ、闇雲に男の子だけに注意を促していけばいいという訳でもなく、
こういった幼い子供に手を出してしまうのは一種の病気としてみられている模様です。
小児性愛。小児性愛障害(ペドフィリア)
思春期以前あるいは思春期早期の子どもに対し、性的関心を持つことです。
ごく一部の人でしょ?病気認定するなんて、甘えでしょ。
そんな声も聞こえてきそうですが、実はこの小児性愛者による犯罪は年間およそ
900件以上にも上るとされていて、軽視できない状況なのだそう。
この記事での批判の声は、「ネットなどでは「性癖は治らない。二度と外に出してはいけない」
「極刑にしろ」「日本にもミーガン法のような犯罪歴を公開する法律を!」
といった声が上がる 。」とあり、これが大半の人の反応ですよね。
だって知能も腕力も弱小な子供を圧倒的力でいたずらするなんて酷すぎます。
しかしこれが病気と言われてしまうと、加害者を完全に咎めるという事はできません。
記事にも、小児性愛はれっきとした病気だと言い切られています。
小児性愛者の人の中には、町を歩いていて、「小児科」や、「小学校」など、
小児を連想される文字が視覚情報として入ってくるだけでも衝動に駆られてしまう為、
極力視界に入れず、幼い子供を目に入れないように上を向いて歩くようにするなど、
そこまで気を付けて生活する人もいます。
小児性愛は生まれつきであるという事が多いようで、
治す方法は矯正施設です。奈良小1女児殺害事件をきっかけに2006年から
日本でも矯正施設ができました。
抑圧的な意見を言うのも辛いですが、もし自分に子供が出来てそんな目にあったらと思うと、
殺されなかったとしても、双方に思いを馳せていたとしても、
親としては辛いものがあると確信します。
矯正施設がより多く設置され、
小児性愛の方々が不幸にならない人生を送れることを願うばかりです。
記事を読んで何を思い、考えましたか?
よかったらコメントであなたの意見をお聞かせください。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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